読むことの教育 ~高瀬舟、少年の日の思い出

読むことの教育

著者 竹内常一

■――どんな本

国語教育における文学作品の読み方を
「語り手と対話〈ダンス〉するように読むことをはじめませんか」
と提案する。
国語教育研究の30年の結実。

四六判/上製/256頁
ISBN 4-88116-082-6
定価 2,600円+税
発行 山吹書店 2005年
発売 績文堂

■――著者紹介

竹内常一(たけうち・つねかず)

1935年大阪に生まれる。生活指導研究の第一人者。
子どもの世界と政治・社会の関係について時代の深層を見据えた発言をつづける教育学者。
國學院大学名誉教授。

■――主な著書

『生活指導の論理』(明治図書、1969年)
『教育への構図』(高文研、1976年)
『子どもの自分くずしと自分つくり』(東京大学出版会、1887年)
『日本の学校のゆくえ 偏差値教育はどうなるか』(太郎次郎社、1993年)
『子どもの自分くずし、その後 「深層の物語」を読みひらく』(太郎次郎社、1998年)
『少年期不在 子どものからだの声をきく』(青木書店、1998年)
『教育を変える 暴力を越えて平和の地平へ』(桜井書店、2000年)
『おとなと子どもが出会うとき 子どもが世界を立ち上げるとき』(桜井書店、2003年)
『いまなぜ教育基本法か』(桜井書店、2006年)

■――目次

第一章 ミクロ・ポリティクスと文学の教育
第二章 教室のなかのことばの断層を越える──言語における国家と市場と市民社会
第三章 小説の導入部の読み──語り手とその語り口を読む
第四章 〈再審の場〉としての「高瀬舟」
第五章 対話と話法──喜助の語りを読みひらく
《補論》おかす・禁忌のことば──「侵す」「犯す」「暴す」
第六章 罪は許されないのか──「少年の日の思い出」を読む
第七章 語り手と語り口──教師用書の読みと子どもの読み
第八章 消される語り、聞きとられない語り
第九章 原文の教材化を問う──「クマに会ったらどうするか」を読む
第十章 「国家語」と「共通語」──「『国のことば』と『女のことば』」を読む

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