支援を得てわたしらしく生きる! ~24時間ヘルパー介護を実現させる障害者・難病者・弁護士たち

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編著 介護保障を考える弁護士と障害者の会全国ネット

■――どんな本

B5版・102頁
ISBN 978-4-86538-054-5
定価 2,000円+税
発行 山吹書店 2016年10月15日
発売 JRC

■――主な内容

障害や難病をもちながらも必要な介護を受けて在宅で生活するために、綿密な主張とニーズを証明する資料で当事者と弁護士たちが行政を動かした10の事例を収録。
実践の役に立つと好評を得た「賃金と社会保障」誌の連載を1冊にまとめました。

■――目次

介護保障ネットを紹介します  藤岡毅

第1回 行政訴訟の提起を示唆しつつ夜間8時間の介護の必要性を
具体的に主張したことで590時間の支給を得た事例  秋野達彦

第2回 ヘルパーが記録した1日24時間の介助記録と本人への詳細な聴き取りを
行政に提出して24時間介護を得た事例  髙野亜紀

第3回 ヘルパー不在時間にも生じる介助ニーズと緊急事態への対応の必要性を
具体的に主張し723時間の支給を得た事例  國府朋江

第4回 医療的ケアを必要としない障がい者が24時間介護を勝ち取った事例
浅井亮・大江智子

第5回 行政による24時間の張り付き調査が行われたものの
24時間介護保障を勝ち取った事案  國府朋江

第6回 行政側の施設利用論を打破し実質的24時間介護を勝ち取った事案
中山和貴

第7回 障害者の目線に立って市の対応を厳しく批判し24時間介護を獲得した事案
河野正

第8回 夫と同居でありながら、24時間介護が認められた事例  平野由梨

第9回 Bさん(連載第2回)に続いて同じ市で24時間介護が認められたIさんの事例
髙野亜紀

第10回 人工呼吸器を装着している利用者について
1日あたり23・5時間の公的給付を受けた事例  木村絵美・鳥居夏貴

人権としての介護保障の実現をめざして  藤岡毅

■――編者紹介

「介護保障を考える弁護士と障害者の会全国ネット」(通称「介護保障ネット」)
重度の障害を持っていても地域であたりまえに暮らすことができるよう、権利としての介護保障の実現をめざして介護支給量訴訟(行政不服審査や行政交渉を含む)に取り組んできた弁護士と、障害者が共同して立ち上げたネットワーク。2012年11月に発足。活動の成果が、裁判を起こした人のみならず誰にでも平等に保障されることをめざしている。

■――著者

藤岡 毅 弁護士 介護保障を考える弁護士と障害者の会全国ネット共同代表

秋野達彦 弁護士

髙野亜紀 弁護士

國府朋江 弁護士

浅井 亮 弁護士

大江智子 弁護士

中山和貴 弁護士

河野 正 弁護士

平野由梨 弁護士

木村絵美 弁護士

鳥居夏貴 弁護士

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